私たちはいじめにどう立ち向かうのか。本シンポジウムでは、まず5人のシンポジストに提案をしていただく。 次に、その提案を受けて参加者の皆さんに大いに議論していただく企画である。
「いじめ問題プロジェクトネット討論」でも発言できます!!
いじめ問題は、具体的な失敗の事例を数多く学ぶこと、被害者の心身の被害を誠実に受けとめること、1人1人が自身にできることを真摯に考えることが大切と考えています。 本シンポジウムがこのような課題を考える機会になることを期待します。
今回のシンポジウムでは、私のこれまでの高校の教員、そして野球部顧問としての体験、また、教育委員会の当事者としての様々な経験などから、教育者として求められるリーガルマインドについて考えていただきたいと思います。
連日のように「いじめ」に関する報道がなされています。 自分が個人として尊重されているという自覚や自信を持つことで、他者も自分と同じように個性や意見が尊重されなければならない存在であるという意識をはぐくむような教育ができないものかと、悩みながら「法教育」活動を実践しています。
法と教育の「はざま」で、いじめ問題はどのように考え抜くことができるのか、日本社会や学校文化を広く俯瞰した議論が必要なようにも思えます。 今日を契機に、多くの方と対話できればと期待しています。
私は、子どもからの客観的な事情聴取(司法面接)を研究テーマとしています。 いじめが疑われる事案においても事実確認は重要な課題だと思われます。 法と心理学の観点から、誘導・暗示を極力排した面接の仕方についてご紹介できればと思います。
私はいじめを根絶するには、学校のシステムや文化を変えなければならないと思います。
学校を、児童生徒が共に学び合い、自分自身と他者が存在することの意義を感じ取れる学びの場にすることだと考えます。
司会者としてコーディネーターを務めます。
新学術領域研究「法と人間科学」:http://law-human.let.hokudai.ac.jp/
井門正美研究室:http://www.ido-labo.com/
秋田大学ゲーミング・シミュレーション研究会:http://www.akita-university-gaming-simulation.jp/